水素のイメージ

今後の化石燃料から水素社会に向けて、世界全体が動き出している時期ですが、私目も数年前まで、エコロジーに対して勉強する前までは、水素のイメージというのは、非常にマイナス面があるという認識でした。まず、単純に危険・危ないという先入観がありました。

A水素爆弾

Bヒンデンブルグ号の爆発

C水素爆発の教育

 

Aに関してですが、水素爆弾は核融合反応であり、燃料電池は水素の原子核(陽子、プロトン)を利用した電気化学反応である。

水素爆弾と水素燃料電池は違う。

 

Bに関してですが、1937年にドイツ飛行船ヒンデンブルグ号が爆発炎上した、水素は引火しやすく爆発しやすい危険な物質であるというイメージが出来上がっている。

 

Cに関してですが、中学校での教育で、水素爆発の実験で、本来の目的は、危険性を教える事ではないのですが、結果的に水素の危険性だけが刷り込まれている。

 

水素を適正に保管出来る容器・タンク・移動・補充・再生利用の社会的なインフラが整えば一気に水素社会は加速していきます。今は石油・石炭・天然ガス等の化石燃料の時代からの転換期と言えます。

          「これだけ燃料電池 坂本一郎」水素社会に向けてより抜粋