京都議定書~パリ協定

エコマジックショーの後に、実際に、一般市民の前で、京都議定書~パリ協定の流れ、その中での日本の置かれた状況、今後の展望などを御話させて頂きました。京都議定書という名前は、一度は聞いたことがある方が多いと思います。ですが、実際にどのような歴史があって、現状の日本の置かれている状況とはどのようなものか?

詳しく解説させて頂きました。分かり易く概要を説明しますと、各国の環境大臣や首脳クラスの方々が毎年、世界のどこかの都市に一堂に集まって、世界の気候変動に対してどのような行動を取ったら良いのか?問題点や改善点を話し合う、国際会議が開かれています。これを気候変動枠組条約締約国会議と言います。1995年から2015年まで、毎年開催されていて、21年連続で行われております。COP=(Conference of Parties)です。京都議定書はCOP3の京都で採択されました。

途中でアメリカが離脱します。日本も2016年現時点では離脱しており、京都議定書に参加していない状況です。この事実を述べると会場から驚きの声が上がります。しかし、2020年以降、先進国・発展途上国の分け目なく、全世界の国々が参加するパリ協定が採択されました。当然、日本も参加予定です。「温室効果ガス排出量を2030年までに13年比で26%削減」という目標を掲げております。

「日本経済新聞より抜粋」

今後の展開に注目です。