クールビズ

クールビズが始まりました。環境省が2005年から提唱しました。夏のエアコン設定を28度にしましょう。という提案です。パリ協定でも示されましたが、今世紀中に気温上昇を2度以内に収める、少なくとも1.5度の気温上昇の範囲に留めよう、温暖化ガスの排出量を減らそう!という長期目標が示されました。ノーネクタイ、ノージャケット、サンダルまでは許容範囲としてOK。ですが仕事はきちんとこなすというスタンスを環境省は提唱しております。しかしながら、これが厳密に守られているかというと難しい部分が多々あります。特に金融・不動産・法律を取り扱う業界の方々は、やはりクライアント様とのお取引の際、身なりを重視されます。スーツにネクタイ、革靴など、整えている方が好感度がUPするそうです。いきなり、これらの業界の方々が、サンダル姿で現れて「クールビズです。」と言っても違和感を感じます。その職種や業界によって出来る方々から取り入れていこうというのが、最近の傾向です。都心部ではコンクリートやビルの人口排熱の影響で、日中は気温が上昇します。エアコン設定温度も28度より低く設定されている企業も多く存在します。しかしながら私も含めて、暑さによる熱中症など、健康状態を損ねるのは本末転倒です。どのようにしていけば良いのか、議論が必要です。