トヨタEV量産

トヨタ自動車が2020年までに電気自動車(EV)の量産体制を整え、EV市場に本格参戦する方向で検討に入ったというニュースが飛び込んで来ました。

私の個人的なイメージでは、燃料電池車(FCV)に力を注いでおり、電気自動車には手を出さないのかと思っておりました。アメリカ・カリフォルニア州や中国でEVを販売しなければならない規制を設けて、

手厚い補助金で普及を後押ししている状況となっております。しかしながら、電気自動車が普及してこない欠点として、航続距離や充電時間などの性能と価格の問題が挙げられます。将来的にはHV,プラグインハイブリット車(PHV),EVなどが併存するとする見方が有力で、自動車各社は多様な動力源への対応を迫られています。今後の展開に注目したいです。

(日本経済新聞 2016年11月7日 より抜粋)