フェーン現象

新潟県の糸魚川で大火事が起きました。その時のフェーン現象の影響で、被害が拡大したと言われております。そこで、エコ検定を受験した時のフェーン現象について調べ直してみました。フェーン現象は、しめった空気が山を登る時に気温が下がって雨が降り、斜面を降りる時は空気が乾燥し、気温が上がる現象。もとはヨーロッパのアルプスを吹き降ろす風に対して使われました。乾燥している時に強い風が吹くと、火災時に火が燃え広がる恐れがあります。新潟県糸魚川市では、22日正午までに20度近くまで気温が上昇。隣の新潟県上越市では、湿度が40%台と乾いていました。元々、この地域は風が昔から強い地域だったとの事。山に隣接している地域では、気を付けなければいけません。

 

参考資料 東京商工会議所「エコ検定公式テキスト第5版」

     朝日小学生新聞 12月24日         より抜粋