曲がる液晶パネル

中小型液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)は、25日曲がった形に出来る液晶パネルを開発したと発表した。曲面を持つパネルは、液晶では難しいとされていましたが、ガラスに変えてプラスチックを基板に使う事で実現しました。2018年の量産を目指す。新開発のパネルは、スマホや車載部品に使う事を想定。液晶パネルを使ったスマホでも、端に曲面を取り入れたデザインなどが可能になる。液晶パネルは一般的に、有機ELのパネルよりも高精細で製造コストも安いものの、曲面にするのが難しいという欠点があった。JDIは、曲がる基板の上で液晶の状態を安定する技術を高め、基盤をプラスチックにする

ことで、曲面を持つ液晶パネルを実現。プラスチックの基板には、薄く、落としても割れにくい利点もある。JDIは有機ELパネルの開発に取り組む一方、液晶パネルの技術開発も進めている。

 

出典 「朝日新聞 2017年1月26日」 より 抜粋

 

これらの技術開発が進むと、近い将来、スマホを丸めて、ポケットにしまって移動する。という光景も見られるかもしれませんね。今後の技術革新に期待したいです!