ダイバーシティ

環境エコロジーの勉強をしていると、ダイバーシティ(多様性)という言葉をよく耳にします。これは、性別・国籍・人種・宗教の垣根を越えて、それぞれの価値観や考え方を受け入れる。それぞれを尊重する。という意味が込められています。環境問題は、1国だけが、対策を頑張ればよい訳ではなく、世界各国との連携が重要です。一昔前までは、日本は日本国内に留まって企業活動をしていた時期がありましたが、近年のグローバル化やインターネットの普及等で、世界各国の企業がシェアを奪い合うという厳しい時代になってきております。そこで、世界各国の人々との多様性を認めたうえで、お互いの良い所を引き出して、組織を強くしていくという必要性が出てきました。このコラムは日産自動車のゴーン社長のコメントを掲載しております。「ダイバーシティの経営は、今後、経営者にとって重要な「素養」になる」とコメントしており、勉強になりました。

 

出典 「日本経済新聞1月27日 私の履歴書 カルロス・ゴーン26」より 抜粋