2マイクロプラスチック

昨日のマイクロプラスチックの環境問題の話の続きとなりますが、世界の海に漂うマイクロプラスチックの総量は27万トンにのぼると言われております。太平洋にゴミベルトが存在すると言われるなど、世界の海に浮かぶゴミの量には場所による違いがあります。北太平洋、南太平洋、北大西洋、南大西洋、そしてインド洋です。外洋にゴミが

溜まる原因として、大きな渦のように流れる海流の真ん中は、流れと風が弱くものが溜まりやすいため。これらの海域は、Gyre(渦流)と呼ばれており、プランクトンも高密度にみられるためです。またユーラシア大陸の南側に、プラスチックが高密度で浮いているところが広がっています。日本周辺を含むアジアの沿岸、あるいは地中海や黒海沿岸ですが、これらの地域は人口密度が高く、人間活動の影響を強く受けていると考えられます。対策としては、リデュース(Reduce)で、プラスチックを含めて使用量と廃棄物を削減する事が何と言っても大事だと思います。

 

出典 「環境イノベーション情報機構EIC エコチャレンジャー

   大塚柳太郎 高田秀重 両氏 との会談より」 抜粋

 

アメリカ先住民の言葉に、「我々(人)は子孫から大地を借りて生きている」という言葉があります。我々は、子孫から地球という惑星を借りて生きている。返す時、あるいは、受け渡す時は綺麗な状態で返そう!という意味が込められています。この表現も上記で盛り込まれていました。非常に重い言葉ですが、その通りだと思います。