想定外 北極の氷消える時

北極圏の氷の融解が止まらないと、どのような事が起きるのか?想定外のシュミレーションをした新聞記事が掲載されていました。

20XX年。今後温室効果ガス排出が増え続け、世界の平均気温の上昇が、ある水準を超えてしまうと、北極圏にあるグリーンランドを覆っている氷の融解が止まらなくなり、数世代後の子孫に大きな被害がもたらされる。氷が全て溶けた場合、地球の海面上昇の約7m分になるとされる。南極の一部では、すでに融解が止まらなくなった可能性も指摘されている。この想定外の事態が起きると、日本では、関東地方では、埼玉県春日部市や千葉県成田市付近まで海水に浸かり、大阪や愛知付近も内陸部まで浸水した。

国立環境研究所の江守正多・気候変動リスク評価研究室長は、「二酸化炭素CO2を出さずにエネルギーを使う事が新たな常識となるような文明の転換が必要」と話す。臨界点を超えるスイッチを押してしまうのはどうかは、今後数十年にかかっているといえそうだ。

 

朝日新聞5月7日 より 一部抜粋

 

あまり考えたくないシナリオではありますが、想定外の事態と言うのは、起きても不思議ではありません。最新の情報をチェックして、エコマジックの中で、水を氷に変化させる演目の時に、少し分かり易く御話に盛り込めるようにしていきたいと思います。