G7 主要国首脳会議

イタリア・タオルミナで開かれていた主要首脳会議(タオルミナ・サミット)は27日午後(日本時間同日夜)、首脳宣言を採択して閉幕した。首脳宣言は焦点の貿易問題について「保護主義と戦う」と盛り込んだ。当初は明記に難色を示した米国が譲歩して決着したが、「不公正な貿易慣行に断固たる立場を取る」との米国の主張も盛った。

(画像は地球のイメージ。本内容とは直接関連はございません。)

サミットの討議では、北朝鮮問題やテロ対策で主要7か国(G7)の協調を示す一方、通商政策や地球温暖化対策をめぐっては、米国と欧州の溝が浮かんだ。「米国第一主義」を掲げるトランプ米大統領の登場で結束の乱れを露呈した。「パリ協定」に残留するよう米国に迫ったが、トランプ氏は「熟考している」と回答を保留し、G7で合意に至らなかった。

 

出典 日本経済新聞 5月28日 より一部抜粋

 

欧州と米国で、考え方の溝があり、中々難しい状況ですが、良い方向に進んで行って欲しいですね。