パリ協定離脱後

昨日のニュースでは、アメリカ大統領トランプ氏の決断に対して、世界中から非難の声が高まっているという話題が上がりました。アメリカ大統領のトランプ政権の立場で考えてみますと、自分を選挙で選んでくれた人たちは、炭鉱労働者であったり、自然エネルギー以前の産業で、活動していた人達が支持層の一つでもあります。そう言った声に配慮したという点が挙げられます。また、前オバマ大統領時代には、パリ協定合意に向けて積極的に活動して、途上国に対して、また未来の地球のためにという事を含めて、資金援助を行っていました。トランプ政権は、これらの支出も減らしたい。という強い意向を持っていたため、パリ協定離脱表明と同時に、これらの資金援助打ち切りも発表しました。しかしながら、正式な離脱には、手続き等もあり3年程かかり、2020年以降正式脱退というプロセスを踏みます。今後のアメリカの重要な決断は、数年後のアメリカ大統領に委ねられる状況となっております。現段階では、トランプ政権続投か、全く別の人物になるのか分かりませんが。今後のアメリカの動向には注目して行こうと思います。