南極の棚氷

北極の氷が溶けてきており、シロクマ達が大変困っている。分かり易い言葉を用いて、環境エコマジックを行っているのですが、南極の氷についてのニュースが入ってきました。(画像は北極の氷をイメージしたもの 版権フリー画像使用。)

 

地球温暖化の影響が拡大する南極のラーセンC棚氷から、米デラウエア州の面積に匹敵する約5000平方キロメートルもの巨大な氷塊が、分離する目前だと、科学者らが1日発表した。世界最大の氷山になるという。

ラーセンCは南極最北かつ最大の棚氷だが亀裂が出来た部分の氷塊が分離すると全体の10%が失われ、面積は記録上で最少となる。既に大陸から海にせり出した部分なため、分離しても海面上昇につながらないが、残った棚氷が不安定化し崩壊しやすくなる恐れがある。その結果、内陸部の氷河が海へ流出すれば、地球全体の海面が約10センチ上昇すると予測されている。棚氷の崩壊は自然現象だが、科学的に証明されてはいないものの近年の地球温暖化により崩壊の進行が加速していると考えられている。

 

出典 AFP時事6月2日配信より

 

トランプ大統領による米「パリ協定」離脱という残念なニュースが飛び交っていますが、地球温暖化対策は待ったなしです!各国の協力が必要ですね。