米国のドナルド・トランプ大統領が地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」からの離脱を表明した一方で、中国では今月初め、同国のクリーンエネルギーへの野心を反映する形で、最大級の水上太陽光発電が操業を開始した。
中国の都市の、炭鉱が崩壊した後に大雨などの影響で形成された湖に建設された水上太陽光発電所には、水に浮かべるフロート式の太陽光パネルが１６万枚が設置され、その出力は４０メガワット。
この発電所は、中国が進める化石燃料への依存からの脱却を目指す取り組みの一環。
中国は最大のCO2排出国で、現在も電力のおよそ３分の２を石炭火力発電に頼っている。
トランプ大統領が大きな批判を浴びたパリ協定離脱を表明したのと同じ時期に、この水上太陽光発電所は操業を開始した。トランプ大統領の離脱表明により、今後は中国が地球温暖化との闘いにおいて指導的な役割を受けるかどうか注目される。
出典 AFP時事 ６月２９日より 引用
今回、米が「パリ協定」を離脱するという残念なニュースが世界中で流れましたが、自然エネルギーを取り込んでいく世界の流れは変わりません。今後の発展に期待したいと思います。