空気に貯電

空気を使って、電気を大量に貯める。こんなアイデアを生かした電力貯蔵技術の開発が進んでいる。タンクや地下の空洞に電気で空気を圧縮して入れ、必要な時には、圧力が高い空気を取り出して発電機を動かす。自然の空気を使う為、他の貯蔵技術に比べ安全性や耐久性で優れる。余った電力を蓄える方法として広まれば、風力発電や太陽光発電など再生可能エネルギーの普及を後押しできそうだ。

 

再生エネの普及で電力貯蔵技術の開発競争は激しい。いずれの技術も一長一短はあるが、切磋琢磨しながら新たな市場を開拓すると期待される。

 

出典 日本経済新聞7月2日 一部抜粋

 

小型家電や、自動車、電力会社や病院など、電力貯蔵技術は今後に向けて益々、重要になりそうですね。