持続可能なすし

「クロマグロ」は出しません。米ニューヨークで5月末、絶滅の恐れがある魚は出さないすし店が開業した。すしブームで魚の取り過ぎが国際問題となり、クロマグロやニホンウナギは絶滅危惧種に指定された。「このままでは、いつかすしが食べられなくなる」との危機感から、米国人による地産地消をモットーにした「持続可能なすし」が生まれた。

 

国際社会では絶滅の懸念がある魚介類に対して、責任ある消費行動をとるべきだという機運が高まっている。この上記のお店のオーナーも「日本人は自然を敬うのに魚介類にはそうではないのか」と残念がる。

 

6月に初めて、ニューヨー国連本部で、国連海洋会議が開かれ、持続可能な漁業が話し合われた。米国では水産資源を守る意識がジワリと広がり、消費者や飲食業、企業も「持続可能」かどうかを行動基準にする動きがある。

 

出典 日本経済新聞7月11日 より一部抜粋

 

私も感じたのは、環境エコロジーの勉強をしていると、「持続可能な=サステイナビリティー」というキーワードがよく出てきます。これは、自然環境や限られた地球の資源を損なわずに経済・社会活動に取り組み、システムを維持し続けることを指す。との事。

今後も重要なキーワードになっていきそうです。