海外旅行の御土産

夏休みに海外旅行を考えている人も多いだろう。日常を離れた異国で触れる珍しい小物や美味しい果物。思わず御土産に欲しくなる。だが、そんなお土産の中には、現地の生態系を壊して作られたものもある。持ち帰る事で、日本の生態系に影響を及ぼす可能性があるものもある。御土産選びにもエコな気持ちが大切なようだ。(画像はイメージ。版権フリー)

 

実は、旅行先の法律で保護されていたり、ワシントン条約で取引が禁止されていたりする生き物を使った土産物を買って、日本への持ち込みが出来ないケースが後を絶たない。御土産を購入する際には、その背景にまで思いを巡らせてほしい。と関係者は話しています。

 

せっかくの旅行なのに、税関で残念な気持ちにならないためには、動物を素材にした伝統工芸品を御土産にするのは避けた方が無難でしょう。農林水産省植物防疫課担当者は、「美味しいものは現地で楽しんでもらって、日本に持ち帰るのは想い出だけにして頂ければありがたい」と話している。

 

出典 朝日新聞 7月25日より一部抜粋

 

私自身、あまり意識していませんでしたが、どうしても海外から上記のものを御土産にしたい場合は、ワシントン条約や植物防疫所のホームページを、事前にしっかりと見ないといけませんね。