ハリケーン・ハービー

世界中で、異常気象や、集中豪雨・水害が多発しております。アメリカで、ハリケーン・ハービーの被害が拡大しております。

 

 

全米4位の人口を抱えるヒューストンで、500年に一度と言われる洪水が発生しております。これは、ハリケーン・ハービーの上陸と停滞によるもので、アメリカ本土史上最大となる1,300ミリ以上の雨が降りました。

 

この洪水による死者数は、救助中に亡くなった警官一人を含む18人と伝えられています。ヒューストン周辺では1万3千人が救助され、2万人が避難している模様です。特に被害の大きいハリス郡では30%が浸水し、壊滅的な被害が起きています。また複数の略奪被害も

報告されており、夜間の外出禁止令も出されている状況です。

 

それ以外に、洪水で流されてきたヘビが住宅地に出没、さらにヒアリの巣が水上に浮かんでいる様子も目撃されています。また蚊の大量発生によるデング熱なども懸念されるなど新たな危険が生まれています。

 

出典 NHK国際放送局 気象アンカー 気象予報士 森さやか

   記事より 一部抜粋

 

今後の被害拡大が気になります。世界的な気候変動への対応が、より一層重要になってきます。