環境を配慮した漁業

環境に配慮した漁業を示す国際認証の普及が、海外に比べて時間が掛かっている。

 

2020年の東京五輪・パラリンピックでは、認証済みの魚が優先的に選手用食材に使われる見通しだが、食材取得コストの高さが壁になる。販売価格に転嫁するには消費者の理解も必要で、浸透への課題は多い。

 

環境に配慮した漁業の国際認証に世界的に注目が高まったのは、ロンドン五輪があった12年。大会の食材の魚は全て認証を受けたものが使われた。しかしながら普及には、水産業者から小売りまで一体となった取り組みが必要だ。

 

出典 日本経済新聞9月7日より 一部抜粋

 

水産物の国際認証は「海のエコラベル」とも言われております。まずは、一般市民にもネーミングを浸透させていく事が課題ですね。