温暖化がもたらす厳冬

バレンツ・カラ海は、ロシア西部シベリア沿岸やノルウェイーの北にある北極海の一部。

 

この海域で夏に海氷が少ないと、冬に偏西風の蛇行が強まり日本などが寒くなる仕組みが近年、分かってきた。

 

北極の海氷面積は、春から溶け始め、9月に最も減少してから、冬に海が凍ると再び増加する。海氷が減ると偏西風の蛇行が起き、日本が寒くなるという仕組みが少しずつ明らかになってきている。

 

この冬は、米国東部や欧州にも寒波が押し寄せた。海氷面積の減少による偏西風の蛇行が明らかに影響している。専門家は、地球規模で影響を与える問題である。と指摘している。

 

出典 朝日新聞3月18日より一部抜粋

 

日本でも、近年、局所的に暑さ・寒さが極端になってきました。今後の最新理論も追及していきたいと思います。