EUと自動運転

欧州連合EUの欧州委員会は17日、完全自動運転社会を2030年代に実現するための行程表を発表した。

 

加盟国や自動車メーカーに呼びかけ安全確保や事故時の責任について共通ルールを整える。国際ルールに先立って域内基準を作り、次世代の産業分野で主導権を握る狙いがある。

 

「欧州を安全な完全自動運転社会で世界の先頭にする」と強調。これを受け、まず、ドイツで昨年、一定条件で自動化するレベル3が使えるよう道交法を改正した。

 

日本などが批准するジュネーブ条約は改正が遅れている。ウィーン条約加盟は約80か国で欧州が中心だ。国際ルールで有利に立つ欧州は工程表を示すことで自動運転の技術や人材の集積を急ぐ。

 

出典 日本経済新聞5月18日より一部抜粋

 

EUが本気で、自動運転社会の実現に取り組めば、他国も追随すると思われます。