厄介者CO2役立てろ

化石燃料を燃やすと発生する二酸化炭素CO2は、地球温暖化の原因となり厄介者扱いされている。

 

CO2は、しかし上手く変換すれば、化学品の原料や燃料電池車向けの燃料などとして活用できる。

 

CO2は、安定な物質で、変換はなかなか難しかったが、有望な方法が相次いで登場している。科学者らは将来、CO2を生かす社会を実現できると展望している。

 

CO2を原料にしている最も理想的な反応は、植物の光合成だ。太陽光を受けて水とCO2から酸素と糖を作る。この反応をまねる「人工光合成」は科学者の夢だ。実現はまだ難しいが、期待を抱かせる成果が出ている。

 

将来、空気と植物から樹脂を作る時代が訪れるだろう」と専門家は展望している。

 

出典 日本経済新聞6月17日より一部抜粋

 

近い将来の実現に向けて、進歩して欲しいですね!