国際自然保護連合(IUCN)本部スイスは、5日、絶滅の恐れのある動植物をのせた「レッドリスト」の最新版を発表しました。
世界の9万3577種を調べ、そのうち2万6197種を絶滅危惧種としました。
絶滅危惧種の数は、去年12月に公表されたリストよりも376種増えました。
オーストラリアの爬虫類が、外来種や気候の変化で危機に直面しているといいます。トカゲの仲間「グラスランドイヤレスドラゴン」は、野生化したネコに食べられて減り、「絶滅危惧2類」から「同1B類」へと1段悪化しました。
出典 朝日小学生新聞7月7日より一部抜粋
10年後、20年後、地球環境が更に激変している可能性があります。時々、レッドリストも注意深く見ていく必要があります。