洋上風力への参入

日本の洋上風力発電に海外勢が相次ぎ進出する。(画像は風力発電全般のイメージ。版権フリー)

 

オーステッド(デンマーク)

欧州で豊富な経験がある着床式で日本に参入。

 

エクイノール(ノルウェー)

石油を海底からくみ上げる技術を浮体式洋上風力に応用。

 

エーオン(ドイツ)

地震が多いイタリアや、ハリケーンが発生する米テキサスなどで事業を展開。

 

エコ・パワー(日本)

2021年度をメドに洋上風力事業を開始。

 

レノバ(日本)

秋田県由利本荘市沖で約70万キロワットの洋上風力を計画。

 

洋上は陸上と比べて風が強く発電効率が良い。設置方法は大きく2種類ある。

 

風車の基礎を海底に固定する「着床式」は遠浅の海が多い欧州では主流で、大規模な発電設備の導入が相次ぐ。海上に風車を浮かせる「浮体式」は、深い海に囲まれた日本で普及が期待されている。

 

出典 日本経済新聞7月8日より一部抜粋

 

日本で事業を進めるには、国内の事業者との提携や、コスト面、漁業者の同意、地元地域との協力など、欧州勢にとって簡単ではない課題があります。少しずつの進展を期待したいです。