驚かされる干潟

世界の干潟は1984年からの33年間で、世界の16%にあたる約2万平方キロが失われたと、豪クイーンズランド大などの研究チームが発表した。

(画像は海岸のイメージ。版権フリー。本文とは直接関係ございません。)

 

世界規模での分析は初めてと言い、人口増加による埋め立てなどの沿岸開発、地球規模の海面上昇などが原因だとしている。

 

英科学雑誌ネイチャーに掲載された。

 

干潟はたくさんの生き物の生息地で、水質を浄化する働きがある。

 

またCO2を吸収したり、海岸線の浸食を抑えたりするほか、少量生産の場にもなっている。

 

研究チームは地表の衛星画像70万枚超えを分析し、干潟の変化を調べた。

 

世界の干潟は2014年から2016年時点で少なくとも約13万平方キロあり、44%がアジアに集中していた。

 

研究チームは「地球環境にとって大切な干潟の変化が見過ごされてきたが、人間によって驚かされていることが明らかになった」としている。

 

出典 朝日新聞1月4日より一部抜粋

 

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