カナダの政策

世界的に問題となっている海洋プラスチックゴミを減らそうと、カナダのトルドー首相は10日、使い捨てプラスチック製品を早ければ、2021年にも禁止すると発表した。

 

具体的な対象は今後決めるが、レジ袋やストローなどを検討しているという。

 

カナダ政府によると、同国では3分の1のプラ製品が使い捨てか短期使用向けで、プラごみは毎年300万トン以上出ている。

 

リサイクル率は1割未満に留まるという。

 

トルドー氏は「我々は次世代に対し、奇麗で安全な環境を保つ責務を負っている」と述べた。

 

欧州会議は、3月に10品目の使い捨てプラ製品を21年から禁じる法案を可決している。

 

日本は来年の東京五輪直前にレジ袋有料化の法制化に取り組み考えを示しているが、より厳しい規制が今後の潮流になりそうだ。

 

出典 朝日新聞6月11日より一部抜粋

 

世界的な問題となっている、プラスチックゴミ問題は、今すぐ解決できるわけではなく、長期的な戦略も必要になってきます。