植物にお酢の成分である酢酸を加えると、乾燥に強くなることを理化学研究所などの研究チームが発見した。遺伝子組み換えに頼らない、干ばつなどへの対処法に役立つと期待される。論文は26日付の英科学雑誌ネイチャー・プランツ電子版に掲載された。
理研植物ゲノム発現研究チームらは、シロイヌナズナを使った実験で、乾燥にさらされた植物の体内では、酢酸が作り出されている事を発見した。また、外から酢酸を与えると、植物の組織が傷ついた時に働く遺伝子群が活性化することも分かった。
実際にシロイヌナズナに11日間水を与えず乾燥させた後、3日間再給水した実験では、乾燥前に9日間、酢酸を与えていたシロイヌナズナだけが復活した。
(画像は植物や木々のイメージ。本文とは、直接関係はございません。)
出典 日本経済新聞 6月27日より 一部抜粋
上記の事は、私目も読んで初めて知りました。まだまだ植物には、色々な可能性がありますね!