マジックとの出会い

 

13才の時にNHKで見た「世界のマジックショー」に感動して、マジックに目覚める。中学生ながら、マジシャンは世界で一番格好いい職業だと思った。そこから独学でマジックの勉強を始める。同時に中学、高校と6年間陸上競技に打ち込む。高校生の時には、走り幅跳びで7m23cmという記録を持ち、全国大会の決勝に進んだという経歴を持っている。

今現在は全く走れませんが(苦笑い)。高校時代に陸上部の仲間と豊島園遊園地に遊びに行った時に運命的な出会いをする。屋外ステージにて、ドルフィンマジックというプロマジシャンがショーを行っており、一番前の席で、ショーを見て、勇気を持って話し掛けてマジックを披露した。そこで褒めてもらい、手ほどきを受けるようになり、高校卒業後、大学進学と同時に弟子入りしてプロへの道を歩むようになった。

 

独立営業まで

とはいえ、マジックが好きだからといって、それですぐに生計が立てられる訳では

なかった。当然どんな世界でもあるようにプロとして生き抜くための基本や修行が必要であり、一社会人としての挨拶や心構え、その世界独自の慣習を身につけなければならない。20歳前後の時は、なかなか決心がつかず、すぐにプロになれないがマジックをゼロにしたくない。という想いから、マジックの道具を製作するメーカーである、株式会社テンヨーの正社員として就職をした。1年目は、マジックと関係ない営業部に所属して、テレビゲームやジグソーパズルの営業マンをした。2年目から東京ディズニーランドマジックショップ勤務となり、10年間ディズニーの世界観を取り入れたマジックグッズの実演販売を行った。ディズニーでの経験は、自分の原点の1つとなっている。

 

独立営業~現在

ある程度経験を積み、自分で会社を離れてマジックショーの企画立案をしていきたい!という想いが強くなり、独立営業を開始した。良い時、悪い時、多々あるが、中学生時代から思い描いていたプロマジシャンになる事が出来た。昔から自分は「将来いつの日か、テレビ生放送で芸能人やタレントの前でマジックを披露するんだ!!」と言いふらしていた。「やめとけ、無理だ、あきらめろ、無謀だぞ」と100人中99人から否定さた。それでもたった一人だけ、「大丈夫いけるよ!」という人がいて、それは自分自身だった(笑)。上記画像(2013年夏)。昔からの自分の人生の目標が1つかなった。ここから新しいスタートが始まるので頑張って行こうと思う。最後までこの文章を読んで頂きありがとうございます(^-^)!!