人類がこれまでに作り出したプラスチックは83億トンで、シロナガスクジラ8千万頭に匹敵するという推計を、米カリフォルニア大などのチームがまとめた。約8割の63億トンがゴミになっており、2050年には、プラごみが現在の約2倍の120億トンに達する可能性があるという。(ゴミのイメージ。版権フリー)
石油から作られたプラスチックは分解されにくく、長期間にわたって自然界に残る。植物由来のバイオプラスチックの生産量は世界でも年400万トン程度とみられ、まだまだ少ない。
チームは「地球をプラスチックに覆われた惑星にしたいのでない限り、このままの生活を続けることはできない」と警告する。
出典 朝日新聞9月5日より 一部抜粋
微生物や自然界に溶け込んでも害のない、プラスチックに変わる新しい日用品の素材の研究・開発が待たれます。