中国政府は26日、北極政策をまとめた初の白書を発表した。地球温暖化で氷が溶けて、開発がしやすくなり、北極の経済価値に注目が集まる中、天然資源や新航路の開発と利用を進める姿勢を打ち出した。
北極圏には、世界の石油や天然ガスの未確認埋蔵量の4分の1が眠るとされる。白書の発表は、利害当事国として国際社会にアピールする狙いがありそうだ。
中国の資金や技術、市場が沿岸国の発展に重要な役割を果たせる。と強調。北極の気候や環境、資源の調査、生態の保護と気候変動への対応、石油・天然ガスや漁業資源の開発などを進めるとした。
出典 朝日新聞1月27日より一部抜粋
地球温暖化によるメリットの一つと言われている、北極圏航路の開発ですが、環境・生態系・経済など様々なバランスを考慮する必要があります。