黄砂に関する分かり易い記事がありました。
黄砂の出発点は、日本から3千キロ以上はなれたゴビ砂漠や、5千キロ以上はなれたタクラマカン砂漠です。偏西風によって、中国・韓国・日本にやってきます。
黄砂というと、砂のイメージが強いのですが、実は砂ではありません。地質学では砂は16分の1ミリから2ミリの大きさのものと決められているので、日本にくる黄砂の粒は、その10分の1以下のため砂ではないのです。
黄砂により、洗濯物や車の汚れ、農作物や飛行機の遅れなど対策が必要になります。しかし悪い面ばかりではなく、日本を通り越して太平洋に落ちた黄砂は海のプランクトンの栄養源になり、生態系に役立っています。黄砂が観測されたら、遠い砂漠の事を考えてみてください。
出典 朝日小学生新聞2018年2月20日
黄砂について、私自身も初めて知る知識もあり分かり易い記事でした。今後の参考にしていきたいと思います。