地球温暖化の原因となるCO₂を世界の都市が、消費を通じて、どれ位排出しているか推計すると、東京や横浜を中心とした首都圏が9位、大阪市周辺が35位と上位に入るとの分析結果を、信州大などの国際研究チームが20日までにまとめた。
人口密度が一定以上の地域を「都市」とみなした。その都市の人口や購買力などから2015年の排出量を推計。
別の地域にある発電所の電気を使ったり輸入建材で家を建てたりした場合は、生産・流通過程で出たCO₂も都市の排出量に算出した。
CO₂の排出が多い主な都市
1ソウル
2広州(中国)
3ニューヨーク
4香港
5ロサンゼルス
9東京・横浜
35大阪市
82名古屋市
179前橋市・高崎市
(研究チームによる)
出典 日本経済新聞6月20日より一部抜粋
世界の都市が率先して、環境負荷削減に取り組むことが大切だと、データは示しています。