日本と欧州をつなぐインターネット回線を高速化するため、新たな海底通信ケーブルの整備計画が動き始めた。
フィンランド政府と国営企業などが中心となり、北極海を経由して北海道と結ぶ。
建設費は約900億で早ければ2020年に開通する見通し。震災被害や国防上のリスクも抑えられる利点があり、日本企業の参画も求める。
日本の海底ケーブルは太平洋側に多い。東日本大震災でも複数のケーブルが被災した。北極海ルートは日本海側を活用する計画で、大規模災害のリスクを減らす。
出典 日本経済新聞6月26日より一部抜粋
災害リスクの分散という点からみても、一日も早い完成が待たれます。