今夏の集中豪雨と猛暑について、気象庁の異常気象分析検討会(会長、中村尚・東京大学教授)は10日、臨時会を開き、偏西風が例年になく、大きく蛇行したことなどが要因との見解をまとめた。
南側への蛇行は梅雨前線に影響して豪雨を、北側への蛇行はチベット高気圧の張り出しなどに関係して、猛暑をもたらした。
中村会長は地球温暖化も背景にあるとし「一連の現象は異常気象の連鎖」と語った。
日本の西側で、偏西風が蛇行し、そのふちに沿ってチベット高気圧が張り出した。
そして下層の太平洋高気圧とともに2層の高気圧を形成。高気圧内で生じた下降気流が空気を圧縮し、地表の温度が上がったとみられる。
出典 8月10日毎日新聞配信より
来年以降もこの異常気象が続くのか、今年だけが特別なのか、注目して行きたいと思います。