システム開発スタートアップのウフル(東京・港)は、昭和シェル石油と共同で大量のデータをやり取りする通信端末を開発する。
太陽光パネルを備えるのが特徴で、電源が要らないため場所を選ばず半永久的に動き続ける。
工場や物流、農園など幅広い用途を見込む。あらゆるものがネットにつながり、大量のデータを扱うIoT時代の到来に備える。
開発する小型通信端末は、ウフルが提携するアーム・ホールディングスが設計した半導体や、通信モジュールを搭載する。
ここに昭和シェル子会社のソーラーフロンティアが開発した薄膜太陽電池を組み込む。太陽光と通信を組み合わせ、大規模なプラントや農園、漁場など、電気を取りにくい環境でもデータをやり取りし続けるのが特徴だ。
消費電力が低く遅いスピードでデータをやり取りする「LPWA」などの通信規格に対応する。
出典 日本経済新聞10月1日より一部抜粋
自然エネルギーが、このような形で有効活用されるのは、新しい試みですね。更なる発展に期待したいです。