IPCCが特別報告書を出しました。
現状のままでは、早ければ30年にも世界の平均気温は1.5度上昇すると警告し、様々な影響を指摘する。
例えば、海水面は2100年までに1986年から2005年までの水準に比べて26センチから77センチ上昇すると予測している。
最新の科学的知見を示す報告書で、政策的な提言はしていないが、残された時間があまりないことを示し、一層の温暖化対策取り組むよう促す内容だ。
50年ごろに二酸化炭素排出を「実質ゼロ」にするなど1.5度に抑えて安定化させる道筋も示した。
今後は、各国が現状や削減への取り組みを共有したうえで、削減目標を引き上げる方向に動き出せるかが注目される。
出典 朝日新聞夕刊10月16日より一部抜粋
中々、状況が改善しない温暖化対策ですが、国際的な協調がより一層重要になってきます。