環境汚染として問題になっている微小なプラスチック片「マイクロプラスチック」が人間の便から検出された。(画像は環境破壊のイメージ。本文とは直接の関係はございません。版権フリー)
オーストリア環境庁とウィーン医科大の研究で判明した。
人の体内にマイクロプラスチックが取り込まれている事が見つかったのは初めてという。
健康への影響については不明で、解明には更なる研究が必要だ。
研究チームは、日本、英国、イタリア、オランダ、オーストリア、ポーランド、ロシアの各1人、計8名から大便の提供を受けて検査した。
提供者の直前1週間の食事の記録を見ると、いずれもプラ包装された食べ物やプラスチックボトル入りの飲み物を飲んでいた。
ベジタリアンはおらず、6人は海産物を食べていた。マイクロプラスチックは自然界の魚や貝の体内からも見つかっている。専門家は「人では消化器疾患の患者にどう影響するか懸念があり、更なる研究が必要だ」としている。
出典 朝日新聞10月24日より一部抜粋
何となく不安なニュースですが、もう少し研究の成果を注視して行きたいと思います。