国際宇宙ステーション(ISS)に9月、生の野菜や果物(生鮮食品)が、日本の無人補給船「こうのとり」で届けられました。
調理して届ける「宇宙食に比べてかかる手間に、健康への思いや工夫がつまっています。
生で食べられる。食べた時に汁が飛びにくい、食べずに捨てる部分が少ないといった条件で絞った結果、5道県の野菜・果物が選ばれました。
〇北海道の玉ねぎ
〇宮城県のパプリカ
〇岡山県のシャインマスカット
〇愛媛県の温州ミカン
〇佐賀県の温州ミカン
食品を宇宙に運ぶという、厳しい条件がある中で、生の食品がなかなか食べられない宇宙飛行士の心の衛生を保つという目的から、今後も食品選びに力を入れています。
地域の特産物を世界にアピールできるという期待もあります。
出典 朝日小学生新聞10月31日より一部抜粋
今後も日本の野菜・果物が積極的に取り入れられることを期待します。