グーグルは、太陽の活動そのものを地球上で再現する研究に注目する。
この技術を手掛ける米TAEテクノロジーズに出資し、人工知能(AI)などの技術でも後押しする。
カリフォルニア州の施設では、長さ約50mの円筒形の実験設備が稼働している。
内部で試されているのは、太陽の中心で起きる核融合の現象だ。
水素とホウ素を使い、二酸化炭素も放射性廃棄物も出さずに電力を作り続けるのが目標だ。
この他にも、宇宙空間に太陽光パネルを浮かべて発電し、作った電力を地球に送る新技術もあり、IHIエアロスペースなどが研究を進める。
京都大学の篠原教授は「宇宙太陽光は2030年代にも実用化の段階に入る」と予測する。
出典 日本経済新聞1月5日より一部抜粋
更なる研究の発展に期待したいですね!