トヨタ自動車の豊田社長が衝撃的な発言をしました。
「日本では今後、終身雇用は難しい。」
昭和・平成は社員は会社に身を守ってもらい、会社と共に成長する。
そんな暗黙の了解の元、日本社会は発展してきた経緯があります。
日本企業のトップの方の発言として驚きました。
特に自動車業界は、異業種との競争や、自動運転の主導権争いなど、100年に一度の大変革期を迎えていると言われています。
自動車単体だけに目を向けますと、今後の自動運転技術の頭脳となるAIを駆使する企業が、圧倒的優位な立場として、市場をリードするだろうと言われております。
現時点での自動車製造メーカーは、30年後には、AIを駆使する企業の単なる下請け会社、部品メーカーになり下がるだろうというシナリオもあります。
こうなると、トヨタ自動車に入社したから、一生給料は右肩上がりで安泰である。
という理論は通用しなくなります。
会社員の定年を70歳まで伸ばそうか?という議論も出始めており、人件費やそれに伴う退職金支払いなど、企業の負担が増すばかりです。
今後は、会社員・自営業に限らず、自分の力で生きていく能力を、より一層高めていく必要があります。