東京都は二酸化炭素CO2を排出しない「ゼロエミッション」の実現のため、2020年の東京五輪・パラリンピックをきっかけに、水素利用の普及を目指す。
五輪後に選手村を改装して、中央区晴海に民間住宅を整備する際、水素を利用した電力や、熱を生むエネルギーを活用する。
臨海部での燃料電池バスの走行も大幅に増やす予定だ。
「水素タウン」構想の実現に向けたインフラ整備が急ピッチで進む。
中心となるのが、東京ガスによるパイプラインでの水素供給だ。
水素は熱や電気を作りだしてもCO2を排出しないため、究極のクリーンエネルギーとも言われる。
出典 日本経済新聞5月30日より一部抜粋
水素の補給場所となる「水素ステーション」の増加が、今後の課題の一つとなります。