ミドリムシを大量培養する事に成功し、ミドリムシを使った食品や化粧品を生産・販売する他、航空機を飛ばすバイオジェット燃料などの実用化を目指している、ユーグレナ社長のコメント記事がありました。
ユーグレナはミドリムシの学名を冠したもの、との事です。
私達はミドリムシや廃食油でバイオ燃料を作り、航空機や自動車を動かす計画を進めています。
ミドリムシは培養施設で増やしますが、(温室効果ガスである)二酸化炭素を吸収して成長するので、持続可能な燃料です。
ただ値段が高い。ざっくり言うと、1リットル当たりで石油由来の燃料は150円ですが、ミドリムシなどで作るものは現状では1万円します。
年中使ってくれる人はいないでしょう。逆に言うと、ミドリムシの燃料が石油と同じくらいの値段まで安くなれば、絶対に選ばれるでしょう。
技術的に難しくて、時間が掛かるしリスクもありますが、一気に巨大マーケットがとれる可能性があります。
ミドリムシを利用したバイオ燃料の研究への投資が進めば、あっという間に1リットル=150円になります。
出典 朝日新聞6月9日より一部抜粋
非常に可能性を秘めた取り組みだと思われます。今後に期待したいと思います。