お弁当やおにぎりで親しみ深い、ノリの値段が上がっています。
ノリを製造する会社の白子、大森屋、ニコニコノリの大手3社が、6月の出荷分から値上げしました。
背景には、養殖ノリの凶作があります。
全国漁業のり推進協議会によると、2018年度の出荷量は、約63億7千万枚でした。(1枚は21センチ×19センチ)。
約107億枚だった01年度からから4割減りました。
機械化が進む前の1972年度並みで、46年ぶりの低い水準です。
専門家は「全国で共通するのは、高い水温の影響とノリの色落ち」と言い、「養殖が始まる秋に、水温が十分に下がらず、ノリがよく育たなかったり、漁期が短くなったりしている」と指摘します。
出典 朝日小学生新聞6月14日より一部抜粋
海水温の上昇の弊害が出始めております。長期的な対策が必要です。何とか美味しいノリが育って欲しいです。