米コロラド州に広がる草原に、ぽつんと立つビルを、再生可能エネルギーに関わる世界中の企業や研究機関の人達が訪れている。
米国立再生可能エネルギー研究所(NREL)で働く、マットファッチ氏の予定は、見学者への対応で埋まる。
NRELは太陽光や風力を導入すると、電力の需給がどうなるかをスーパーコンピューターで再現するシステムを持つ。
再生エネは、天候によって出力が変わる。
企業はNRELにデータを持ち込んで、発電状況を正確に予測し、電力が途切れない仕組みを作る。
トランプ大統領は「パリ協定」からの離脱を表明したが、米国では企業の温暖化対策への意識も強い。
出典 日本経済新聞8月15日より一部抜粋
企業レベルで見ると、米国の再生可能エネルギーへの意識は高いものがあり、日本も見習う点もあります。