ブラジル政府は29日、焼き畑農業を60日間にわたり禁止すると官報に公示した。
アマゾン熱帯雨林で発生した、大規模な森林火災に対する政府の対応が消極的だとして、欧米でブラジル産品のボイコット運動が起こるなど国際的に批判が高まっていた。
ボルソナロ大統領が28日夜に大統領令に署名した。
農牧地解放のため、焼き畑は、先住民の伝統的な農業など例外を除き、原則として禁止した。
1月に発足したボルソナロ政権は、熱帯雨林が広がるブラジル北部の経済底上げのため、森林開発を容認。
農家や畜産業者が焼畑を実施し、それが森林火災につながっているとみられていた。
出典 日本経済新聞8月30日より一部抜粋
ブラジルアマゾンの熱帯林は、地球の肺と呼ばれています。一刻も早い問題解決を期待したいです。