宇宙航空研究開発機構(JAXA)や、ミサワホームなどは、南極の厳しい環境に耐えられる移動施設を公開した。
(画像は従来の建物。昭和基地の様子。)
事前に組み上げた部材を現地でつなぐだけで、建築の専門知識が無くても簡単に建てられるという。
2020年2月頃から、昭和基地近くで、断熱性などの性能を検証し、将来は月面の有人基地建設にノウハウを生かす。
開発した施設は、高さ3m、面積は約33平方メートル。
観測隊員の打ち合わせや食事などに使うことを想定している。
底部にそりをつければ移動できる。
太陽光パネルなどで発電し、壁には性能の高い断熱材を使った。
出典 日本経済新聞10月30日より一部抜粋
利便性と簡易性を取り入れた施設で、今後の有効活用に期待したいです。