COP1~COP25

COP25が閉幕しました。

 

特に大きな進展がなく、来年のCOP26イギリス・グラスゴーへ持ち越しとなりました。

 

毎年、11月から12月のあたりに、約1週間~10日前後かけて行われます。

 

そこで私自身、COP1~COP25までの要点を整理して見直しました。

 

現在の京都議定書では、中国とアメリカに温暖化ガス削減義務が課されていません。

 

ですので、実行力に疑問符が付く。というのが正直な個人的な感想です。

 

COPは、1995年からスタートしております。

 

各国の環境大臣、首脳クラスが集まります。

 

場合によっては、その時点での首相や大統領が参加する場合があります。

 

COPスタート当時から「共通だが差異ある責任」というキーワードがあります。

 

これは、地球温暖化防止に向けての目的は世界共通であるが、先進国と途上国(1990年当時の時点)で、責任の重さに差をつけることを良しとする考え方。の事を言います。

 

先進国は、これまで資源破壊、環境破壊によって潤ってきた。温暖化ガス削減は先進国のみが行うべき。という主張が当初はありました。

 

また先進国は途上国に対して、資金援助を行う。という取り決めもなされました。

 

各国の利害や思惑があり、スムーズに物事が進んでいかない。という現状があります。

 

2020年以降からスタートする「パリ協定」に向けて、各国の連携が必要となってきます。

 

参考資料 東京商工会議所「エコ検定公式テキスト」 環境省・外務省・ WWF・国立環境研究所 HPより