省エネ生活

旭化成ホームズの授業のテーマは、家庭で使うエネルギーを抑え、温室効果ガスの一種である二酸化炭素を減らす方法について。

 

2017年度に家庭から排出されたCO₂の総量は約1.9億トンで、1990年度の約1.5倍にあたります。

 

これを減らすために、冷暖房の使用を抑える工夫が紹介されました。

 

最初は夏の暑さ対策「すだれ」の効果を調べる実験です。

 

すだれを窓の外側にかけた箱、窓の内側にかけた箱、すだれをかけていない箱に、それぞれ温度計を差し込んで、外から白熱灯で照らして、中の温度変化を比較しました。

 

箱の中の温度は、初めは全て14度と同じでしたが、太陽を模した白熱灯で照らしてみると、すだれがない箱は30度近くまで上がりました。

 

これに対し、窓の内側にすだれを掛けた箱は約25度、窓の外側にすだれを掛けた箱は約20度という結果になり

ました。

 

「すだれは直射日光を防ぎ、室温が高くなるのを抑える効果があります。ヘチマやキュウリのグリーンカーテンでは、すだれの効果に加えて、蒸散による熱の吸収効果も得られます。

 

出典 朝日小学生新聞3月13日より一部抜粋

 

分かりやすい実験で、大変参考になりました。どうしてすだれが有効なのか?考えることが出来ます。