新型コロナウイルスの重症患者の体内に、感染から回復した人の血清の成分を入れたところ、症状が軽くなったと中国の研究グループが発表した。
「血清療法」
と呼ばれる方法で、19世紀に北里柴三郎らが発見した。
効果の見極めにはまだ課題があるものの、米国では大規模な臨床試験が計画されている。
ウイルスの感染を防ぐ抗体の量が増えたり、高いレベルで維持されたりするなど、免疫力が高まっていることが示された。
出典 朝日新聞4月8日より一部抜粋
コロナウイルス収束に向けての、可能性の一つとして、今後の研究の進展が待たれます。