20日のニューヨーク原油先物市場で、史上初めて価格がマイナスになった。
原油需要が激減する中で在庫が増え、保管スペースが枯渇している。
ファンドが投げ売りし、1分で10ドル以上下落する場面もあった。
21日に取引を終える5月物だけの局所的な話だが、世界を代表する国際商品市場で極めて異例の事態だ。
背景には需要激減と原油保管スペースの枯渇がある。
米国では外出規制で、ガソリンの使用が激減しているほか、企業のエネルギー需要も急減している。
出典 日本経済新聞4月21日より一部抜粋
コロナウイルスの収束がいつになるかによって、また状況は変化していきそうです。注視していきたいと思います。