近年、毎年のように大雨などによる災害が発生しています。
去年10月、過去最強クラスの台風19号が日本列島に上陸しました。
東日本の広い範囲で大雨となり、川が溢れるなどして、死者・行方不明者は約100人にのぼりました。
約140か所の堤防が壊れ、千曲川や阿武隈川などで建物や道路が水につかる被害がありました。
一方この時、「首都圏外郭放水路」や「荒川第一調節池」といった水を流したり、一時的にためたりする施設により、洪水を防いだ場所もありました。
気候変動が進み、今後大きな台風が増えると考えられています。
短時間に狭い範囲でとても激しく降る雨、ゲリラ豪雨も増えています。
治水施設の整備とともに、みんなで安全に避難するための工夫も必要です。
出典 朝日小学生新聞6月29日より一部抜粋
コロナ対策だけでなく、同時に水害リスクも備えなければいけません。